ビジネス点字検定・児童点字検定の趣旨等について
Q.ビジネス点字検定・児童点字検定の趣旨は何ですか?
A.「ビジネス点字検定」「児童点字検定」は、晴眼者に対して点字に接する機会の提供を目的とする趣旨で行なわれています。
Q.実施主体はどこですか?
A.実施主体は「日本ビジネス点字検定協会」で、晴眼者に点字の基礎知識習得の機会提供すること等を目的に2000年に設立された任意団体です。各種視覚障害者団体等とはなんら関係がありません。
Q.ビジネス点字検定・児童点字検定とはどういう検定なのですか?
A.両検定は民間検定で、愛称は「点検」(商標登録済)です。
「ビジネス点検」がビジネスマン、学生(大学生、専門学校生、高校生等)の方々を主な対象と想定しているのに対し、「児童点検」は小学校3年生から6年生を念頭においた検定です。
いずれも内容の水準は同じで、現状実施している3級は、五十音・数字やそれらを使った単語を墨点字で理解することを内容としています。くわしくは当検定公式テキストをご覧ください。。
Q.ビジネス点字検定3級と2級の違いはなんですか?
A.3級に比べ、2級では、同じ試験時間(30分)に出題される問題が倍の100題になります。
1問1点で、95点以上が合格となっており、速く正確に回答することが要求されています。
出題範囲は同じで、当検定公式テキストの範囲から出題されます。
Q.ビジネス点字検定と児童点字検定の違いはどこですか? 児童点字検定合格後にビジネス点字検定を受けなおす必要はありますか?
A.児童点字検定では出題の問題文の難しい漢字にルビを振る、難しい表現があれば小学生にもわかりやすいように変えるなどの違いがあります。
ただし、点字の知識についてはまったく同一の水準ですので、児童点字検定に合格した場合にビジネス点字検定を受けなおす必要はありません。
児童点字検定合格者でご希望の方にはご連絡ください。児童点字検定の合格賞状をご返送いただき、受験料の差額をお振込み頂ければ(手数料は受験者負担。振込先はご連絡後にお知らせします。)、
ビジネス点字検定の名誉合格証の新しい賞状をお送りします。ご希望の方は、その旨をお書き頂いたメモ書きを、合格賞状にそえて日本ビジネス点字検定
協会までご郵送ください(送料受験者ご負担)。また、平行して差額をお振込み頂き、振込終了後、メールでお知らせください。合格書状の返送と振込確認のいずれもが
終わったあと約2週間を目処に新しいビジネス点字検定の名誉合格証をお送りいたします(連休や年末年始、当協会の休日などでお手続きが遅れることも
ございますので、その節はご了承ください)。
Q.ビジネス点字検定や児童点字検定に合格したことは履歴書に書けますか? 就職や進学に有利ですか?
A.履歴書に書くのはご自由ですが、書くことで就職に有利であるとか、進学に有利ということはほとんどないと思います。
企業あるいは受験校からは「点字に興味があって、一定の基礎知識があるのだろう」と認識される程度だと想像します。
また、合格したからと言って、点字に関わるアルバイトができる等ということもございません。
純粋に、晴眼者の方々に対して点字に接する機会の提供を目的とする趣旨で行われている検定であることをご理解いただき、
それ以上でもそれ以下でもないことをご認識の上、受験頂きますようにお願いいたします。
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